Ishikawa seminar recruit 2013

各学年ゼミ長からのメッセージ
2年生ゼミ長
芦田真知子さん
4年生ゼミ長
松岡秀昌さん
3年生ゼミ長
小林拓也さん



突然ですが、みなさんはドラマ半沢直樹を見たでしょうか?
ドラマ半沢直樹では銀行を舞台に派閥争いや、銀行の古い体質という「問題」に立ち向かう者の戦いが描かれていますが、日本にある400万を超える企業全てが「問題」を抱えています。それは、人々がそれぞれ違った考えや価値観、目指すものを持っているために起こるのです。ドラマでも登場人物それぞれが、違った理想像や目指すものを持ち、互いの思惑はぶつかりあっていました。「問題」というのは人が引き起こすもので非常に複雑で、答えはなかなか見つからないものです。
私たち石川ゼミで学ぶのは、半沢直樹を例にあげるなら「私たちならどうやって銀行の古い体質を変革するか」「彼の立場に立ってより部下のモチベーションをあげるにはどう行動するか」といった問いを自分たち自身でたて、その問いの答えを徹底的に議論します。実際の活動では、本当に存在する企業や人が直面した「問題」が扱われているケースや、実際の企業へのヒアリングなどを通して行います。
実際に私たちは半沢直樹のような経験をすることは無いでしょう。しかし、彼の立場に立って想像して、どう行動するかを考え、約20人のゼミ生と共に議論することで、彼の経験や「問題」に対する答えを、私たち自身なりにものにすることができるのです。それが、私たち石川ゼミのひとつの魅力です。
ここで示した魅力は私たちの活動のごく一部の話です。石川ゼミでは計り知れない量の学びや経験とともに、かけがえのない仲間
組織行動論は、組織内で活動するメンバーの動きに注目する学問です。皆さんもサークルや部活、ひいてはBL0などを通してグループがうまく機能しないなんて経験をしたことがありませんか?原因は様々あれど、問題の根幹には必ず「人間」が関わってきます。
組織(グループ)の抱える問題を解決するためにはメンバーとどのようなコミュニケーションをとればいいのか、自分はどのようなリーダーシップを取れば良いのか…。
教科書や参考書だけではなく、自分たちでゼミを運営していくことを通し、組織行動論を体で学ぶことができるのが石川ゼミの最も良い点だと思います。
皆さんも本や参考書だけでは得られないものを石川ゼミの仲間と共に得てみませんか?
「どのゼミが自分に合っているんだろう?私は大学で何が勉強したいの?」と大学に入って一番自分自身に向き合った時期がこのゼミ選びの時期でした。私にとってゼミ選びは難しく、すごく悩んだ記憶があります。こんな去年の自分を振り返って、1年生の皆さんにお勧めしたいのは"自分"と"ゼミ"にとことん向き合うことです。
まずゼミを選ぶ前に、自分は何に興味があり、何がしたいのかを知ることが重要です。それが必ずしも学ぶ分野である必要はなく、仲間や成長かもしれません。
次に、ゼミを自分の目で確かめ、肌で感じてください。ゼミには言葉では言い表せない雰囲気や文化など様々な違いがあります。これらは実際にゼミに足を運んで初めて感じることが出来るものです。石川ゼミでは「見て、聞いて、感じて」知っていただけるような機会を設けています。実際に足を運んで、先輩のお話を聞いて「どのゼミが自分にあっているのか」を確かめてください。
ゼミ活動は大学生活で大きな存在となります。だからこそ"自分"そして"ゼミ"と真剣に向き合ってください。みなさんが自分に合ったゼミと出会えることを願っています。